ステルスマーケティング規制が話題となっており、ブログでアフィリエイトを行っている方は2023年10月1日までに対策が必要となっています。
この記事では、ステルスマーケティング規制についての概要やリスク、WordPressブログでの対策方法について実例を交えて解説し、各ASPでの対応や事例紹介まで幅広くカバーします。
最後に、よくある質問と回答で疑問点を解消して、あなたが安心してブログを運営できることを目指します。
ステルスマーケティング規制の詳細を知り、適切な対策を講じることで今後もブログでアフィリエイトやアドセンスを活用して収益を上げ続けられることでしょう。
本記事を参考に、安心してブログ運営に励みましょう。
この記事でわかること
- ステルスマーケティング規制法の概要
- ステルスマーケティング規制法開始時期
- 対策をしなかった時のリスク
- WordPressブログでの対策方法(実例付き)
- 各ASPでの対応方法事例
- ブログ歴:2023年2月1日スタート
- ブログ収益:ブログ開始4か月目で5桁収益達成
- 備 考:Xフォロワー6,200人
2023年12月7日にA8.netの公式ホームページにて、広告掲載URL提出のお知らせがありました。
A8経由のアフィリエイトリンクを貼っている掲載URL提出が必要になります。
詳細につきましては下記記事にて紹介しています。
ステルスマーケティング規制とは?
ステルスマーケティング規制法の概要から開始時期、リスクについて解説していきます。
1.ステルスマーケティング規制はいつから開始
ステルスマーケティング規制法は2023年10月1日から開始されます。
引用元:消費者庁
ステルスマーケティング規制主な目的は、企業が行うステルスマーケティング(隠れた広告や宣伝活動)を監視し、それに対して罰則を適用することです。
以下に、ステルスマーケティング規制の開始に関するポイントを述べています。
- ステルスマーケティング規制の目的は、消費者を守るために企業が行う隠れた広告や宣伝活動を監視すること
- 規制に違反すると罰則が適用される
この規制の開始により、アフィリエイトやアドセンスを行っているブログは対策が必要となりました。
2.対策しない時のリスク
ステルスマーケティング規制に対策を講じない場合、以下のようなリスクが生じることがあります。
- 法的な問題: ステルスマーケティングが違法とされるケースがあるため、それに該当すると罰則が科される可能性があります。
- 広告主との信頼喪失: 規制を遵守していないことが広告主に知られると、長期的なパートナーシップの構築や収益源の確保が難しくなります。
- アフィリエイトプログラムからの除外: 規制違反が発覚した場合、アフィリエイトプログラムから除外されることがあります。
このように、ステルスマーケティング規制対策を講じない場合、様々なリスクがあるためアフィリエイトやアドセンスを活用しているブログであれば対策が必要であることが分かります。
3.【結論】アフィリエイトやアドセンスを行っているブログは要対策
アフィリエイトリンクやアドセンスを活用しているブログは、ステルスマーケティング規制への対策が必要であると言えます。
その理由は、規制が導入されたことによりステルスマーケティング行為が違法とされることで、対策がされていないブログは法律違反になる可能性があります。
具体的には、広告主からの信用喪失、アフィリエイトプログラム除外による利益の減少が考えられます。
したがって、アフィリエイトやアドセンスを使用するブログはステルスマーケティング規制に対応するための対策を講じることが重要です。
対策が必要にはなりますが、難しい設定は必要ありません。
次節にて対策方法を解説します。
WordPressブログでのステルスマーケティング対策方法と、SWELLでの対策実例
WordPressブログでの実際の対策方法(表記方法)や、有料テーマSWELLを使用した対策実例を解説します。
1.表記方法と表記場所の例
ステルスマーケティング対策として、明示的な表記が欠かせません。
以下に具体的な表記方法の例を示します。
- 広告とわかる表記例
「広告」「PR」「アフィリエイト広告」「AD」「プロモーション」 - 説明文言例
「アフィリエイト広告を利用しています」
「本ページはプロモーションが含まれています」
「A社から商品の提供を受けて投稿しています」 - 表示位置
ファーストビュー等、一般消費者が認識できる位置にわかりやすく表示。
2.実際に表記する方法
では、前述した表記方法をどのようにブログに実際に反映させるか、具体的な手法を以下に示します。
- 記事の冒頭に広告であることを明記する
- 画像のキャプションにPR情報を入れる
- アフィリエイトリンクが含まれる箇所にその旨を記載する
- ブログに、全ての記事が広告・PR活動を含む可能性があることを伝える
主な表示位置
※(A8.net様より引用しました)
引用元:A8.net
引用元:A8.net
引用元:A8.net
SNSの場合
引用元:A8.net
上記の記載が必要になります、WordPressの有料テーマによって対策が簡単にできるものがあります。
今回は私が使用しています、SWELLでの対策方法を紹介します。
3.SWELLでの表記方法
WordPressの有名なテーマであるSWELLでも、ステルスマーケティング対策を行うことができます。
以下にその方法を示します。
表示小の場合
表示大の場合
上記の方法で、全記事に一括で指定した表記をすることができます。
SWELLでは、ステルスマーケティング規制対策以外にも様々な魅力があります。
下記記事にてSWELLの魅力を紹介しています。
SWELLはブロガーに人気のテーマになります、ブログを運営していく中で非常に魅力的な機能が多数ありますので、是非上記記事をご覧ください。
各ASPでのステルスマーケティング規制対応
各ASPでのステルスマーケティング規制法に対する対応を記載します。
1.A8.net
引用元:A8.net
A8.netは、ステルスマーケティング規制に対応するためにアフィリエイト広告の表記を明確にすることが求められるASPです。
適切な表記方法は、運営サイト・メディア内に「PR」などの表記(広告であることがわかる表記)の対応が必要となります。
2.もしもアフィリエイト
引用元:もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトでは、ステルスマーケティング規制対策として「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」「アフィリエイト」「本ページはプロモーションが含まれています」「商品提供を受けて記事作成しています」という表記を挿入することが求められます。
これにより、記事がステルスマーケティングでなく適切な広告であることが読者に伝わります。
3.バリューコマース
引用元:バリューコマース
バリューコマースも、ステルスマーケティング規制に対応するために、読者に記事がアフィリエイト広告であることを明示する必要があります。
4.afb
引用元:afb
afbでは、ステルスマーケティング規制に対応するために、広告表記を行うことが求められます。
また、各クライアントの個別ルールに従ってくださいとあります。
5.アクセストレード
引用元:アクセストレード
アクセストレードでも、ステルスマーケティング規制に対する対応が必要です。
上記の表記例に従って対応を行うことで、規制違反のリスクを回避できます。
各ASPともに運営サイトや記事内に、広告を行っている旨を表記する必要があります。
よくある質問と回答
ステルスマーケティングが違法な理由は何ですか?
ステルスマーケティングが違法とされる理由は、消費者に誤解や混乱を招く可能性があるからです。広告であることが明確でない場合、消費者は広告としての意図に気付かず、客観的な情報だと誤認してしまう可能性があります。そのため、適切な表記が求められることになります。
ステルスマーケティング規制を遵守しなかった場合の罰則は何ですか?
ステルスマーケティング規制を守らなかった場合、広告主やアフィリエイターにとっての罰則は、提携先ASPによってサービス利用停止や報酬の支払い停止などのペナルティが科される可能性があります。
ブログでのステルスマーケティングの具体的な対策には何がありますか?
「PR」や「広告」などの適切な表記が必要になります。
まとめ
本記事では、ステルスマーケティング規制について解説しWordPressブログでの対策方法をASP別に具体例を交えて紹介しました。
適切な対策を行うことで、規制違反のリスクを回避し信用性の高い情報発信ができます。
最後に、広告であることを隠さず読者に分かりやすい表記を心がけることが大切です。